歯磨きの歴史|歯科に関して/船橋市前原の老川歯科医院

歯科に関して

2020年6月27日土曜日

歯磨きの歴史

こんにちは。
船橋市前原にある老川歯科医院です。

日本の歯磨きの歴史は古く、
仏教をひらいた釈迦は経典の中で
口腔内の清掃をすることで
1．眼がよくなる
2．口の中の臭いを除く
3．口の中の熱を除く
4．痰を除き食欲が出る
5．食物の風味がよくなる
以上5つの功徳があると教えています。

また、釈迦と同時代のインドの大医スシュルタの書いた
「スシュルタ本典」という医書に

「歯を磨くには、新しい虫食いのない木を用いる用いる。
その長さは指の幅12本分ほどで小指の太さくらいの
節のない潅木（歯木）を用いる。」と書かれています。

はじめ修行僧は、歯木を用いて口腔清掃をしていなかったため
口臭を発する者があり、釈迦に報告されたところ
前述の5つの口腔内清掃の利を説いたのだそうです。

以来古代インドの仏教徒にとって
口腔内清掃は常に守らなければならない
戒律の1つとなったそうです。

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投稿者老川歯科医院